【くすぐり小説】からかい上手の高木さん④~西片とのリベンジマッチ~

【からかい上手の高木さん】くすぐり特訓翌日、いざ勝負へ!!

「いてて・・・」

昨日、友達に散々くすぐられて、若干腹筋が筋肉痛だ。

けどものすごいくすぐったさを味わったおかげで、昨日よりは耐えられそうな気がする。

それに昨日は夏服で行ったけど、今日は冬服で行く。

生地は少し厚くなるし、私が直で西片の腋をくすぐったとしても、同じ仕返しはできなくなる。

これで勝てるはず!

そう心に言い聞かせながら、学校へ向かう。

教室に着くと、西片は先に自分の席についていた。

「おはよう、高木さん」

「おはよ、西片。早いねぇ」

「まぁね。あれ、高木さん。今日は冬服できたんだね。それでくすぐったさを軽減させる作戦かな?」

「さ、さぁ?今日ちょっと涼しかったからね」

「ふーん。まぁ昨日の感じだと、冬服になったところでオレの勝ちは変わらないだろうなぁ。はっはっは!」

西片は昨日圧勝したからか、余裕そうだ。

今日は私が昨日より耐えられるかもってのもあるけど、どっちかというと、西片に早く声を出させる作戦。

よし、頑張るぞ!!

こちょこちょ勝負、再び!

1~4時間目の授業が終わり、手早くご飯を食べる。

お互いに集まる場所を言うまでもなく、昨日と同じ場所に着く。

「高木さん、よく逃げなかったね」

「今日は負けないから!」

「じゃ、昨日と同じで高木さんが先にくすぐりなよ」

「いいよ。頑張って耐えてね?」

「頑張るまでもない気がするけどなぁ」

と言いつつ、西片は頭の後ろで手を組むが、体に力が入っているのがわかる。

そっか。全く効かない訳じゃなくて、我慢してたんだ。

よし!恥ずかしいけど、最初から直接くすぐる作戦でいこう。

私がすぐ声出しちゃうかもだしね。

「始めるよ?」

タイマーを1分にセットし、西片に声をかける。

「うん、いいよ」

「じゃあ、よーいスタート!」

開始の合図と同時に、ワイシャツの袖に手を突っ込み、腋を直接こちょこちょする。

「っ!?」

西片は驚いたのか、私の目を見て、何してるの!?と言いたげだ。

そして昨日よりくすぐったいのか、足をバタバタとさせる。

おっ、いい調子いい調子!

効いているとわかったので、さらに指のスピードを上げる。

西片は今まで以上に足をバタバタとさせ、体をくねらせて逃れようとする。

くすぐったそうにしてるが、声は出ていないし、腕は下ろさずキープしている。

まずい、もっとくすぐったくしないと!

そう思って頑張ってくすぐるも、決め手には一歩及ばぬよう。

スマホを見ると、40秒が経過している。

やばい、早く声出してよ!!!!

腋じゃ無理かも・・・

もう奥の手でいくしか。

できれば使いたくなかったけど。

あと10秒しかない、もう行くしかない!!

ワイシャツの袖から手を抜き、西片の内もも、さらに上の際どい部分を思いっきりこちょこちょする。

「んっ!あああ!あはははは!」

「やった!声出したーーー!」

スマホを見ると、55秒が経過していた。

私はほぼ1分丸々耐えないと勝てないということになる。

「た、高木さん!ど、どこ触ってるのさ!」

「え、え?ダメなんてルールないでしょ?」

内心めちゃめちゃ恥ずかしいが、平気なふりをしてとぼける。

けど、もっとくすぐってみたかったな。

「そ!そうだけど!まぁ、いいよ。どうせ高木さん1分耐えられないだろうし」

「う・・・頑張るもん」

「ふっふっふ。じゃあ始めるよ。頑張ってね」

「うん」

私は全身に力を入れて、くすぐったさに備える。

西片がセットしたタイマーを床に置くと、腋にくすぐったさがやってくる。

昨日と同じく、最初は優しくくすぐってくる。

「っ・・・」

ちょっとくすぐったいけど、昨日散々くすぐられて少し耐性がついたのと、少し厚い生地の上から触らられているため、これなら耐えられる。

「流石にこれは耐えられるよね。じゃ、少し強くしてみよっか」

くすぐる力が少し強くなり、指が素早く動かされると同時に、腋から脇腹までを上下しながらこちょこちょしてくる。

「っ!ふっ・・・」

「あれ、高木さん、今声出たんじゃない?」

くすぐったさが変わり、思わず息が漏れてしまったが、顔を横に振って否定する。

「そっか。勘違いだったみたいだね。今20秒くらいだよ。昨日よりは頑張ってるねぇー。じゃあ、さっき高木さんがやってきたことと同じことしてあげるよ」

そう言うと、西片は冬服のセーラー服の下に手を入れてきた。

「!?」

西片の目を見て、何してるの?と訴えかける。

「高木さんさっき服に袖に手入れてきたでしょ?オレもやりたいけど高木さん長袖だし。こうするしかないじゃん?」

西片はそう言うと、セーラー服の下のインナー越しで脇腹をこちょこちょしてくる。

インナーは薄くてスベスベしていて、猛烈にくすぐったい。

「くっくっく、フフフフ、んーーーーーーー」

「あれ、高木さんこれはもう声出てるよね?」

明らかに声は出ていると思うが、顔を横にブンブン振る。

「そっかそっかーーーー。声出てないのかーー。じゃあもうちょっと激しくするしかないかなぁ」

どんどん西片の指の動きが速まっていき、どんどん上へと上がってくる。

どこまでも上がってきて、ついに腋までやってきた。

「ひっ!いーーーーー!ひひひひ!」

インナーはキャミソールのため、腋を覆う布は一切ない。

腋を直接触られ、ついに笑って手を下ろしてしまった。

「もうこれは声出てないとは言えないよね。耐えた時間は、えーと、45秒だってさ。またオレの勝ちだね」

「うぅ・・・」

うなだれつつ、階段にひれ伏して負けましたアピールをする。

「けど、残りの時間はくすぐらせてもらうよ」

そう言うと、西片は再び私のセーラー服の下に手を入れてきて、ギュッと後ろから抱きながらくすぐってくる。

「ちょ、西片!?あははははは!ねぇ!何して、いいやああああああ!」

抱きつかれて恥ずかしいし、くすぐったいしで頭がいっぱいだ。

ピピピーと西片のスマホが鳴る。

西片は片手を私の服から抜き、タイマーを止める。

もう片手は、まだ私を抱いたままだ。

「に、西片??」

そう呼びかけるも、西片は離れない。

逆に、タイマーを止めるために抜いた手を再び服の中へ入れてきて、両手でギュッと抱きしめてきた。

「ど、どうしたの?」

「高木さんが、直接くすぐってきたり、変なところ触ってくるから・・・なんか変な気分に」

「あ、ごめん・・・」

確かに、私がシャツの袖に手を入れたり、あんなことを先にやったんだよね。

「ううん、いいよ」

西片はボソッと、言うとまた手を動かしてくる。

くすぐると言うよりは、撫でる動きに近い。

「んっ、ふふふ」

くすぐったくて思わず声が出てしまう。

けど、なんだか嫌な感じはしない。

それに背中に西片の体温が伝わってきて、くすぐられているはずなのに心地が良い

このままくすぐられててもいいなとも思える。

明日の勝負が楽しみにも思えてくる。

「ふふふふ、明日も勝負だね、西、片」

「うん・・・明日・・・。今日、放課後も、ダメかな?」

私の背中に顔をうずめながら、かわいい声でそう呟いてくる。

「んっ、勝負、じゃなくて、今みたいに優しく、くすぐってくれるなら、いいけど」

「わかった。じゃ、今日は一緒に帰ろ」

西片はそう言うと、腰を一瞬こちょこちょーくすぐってくる。

「ちょ、あはははは!もう!放課後にして!」

「わかったよー」

くすぐり勝負を終え、2人で照れながら教室へ戻る。

絶対嫌だと思っていたくすぐりだけど、西片にされるのはなんだか嫌じゃなかった。

特に最後の方のは・・・

西片にも、放課後同じことしてあげよっと!

これからは昼休みじゃなくて、放課後2人きりで毎日くすぐり合いができるのかな?

はぁ、楽しみ!!


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