【くすぐり小説】からかい上手の高木さん③~くすぐり方研究の実験体~

さらにくすぐったい方法を求めて

「ワイシャツ越しでもくすぐったいと思うけどさ、こんなのはどう?」

ユカリちゃんが私のワイシャツの袖に手を入れて、腋を直接こちょこちょしてくる。

半袖なので、手を入れればすぐ腋は触れる状態だ。

「ちょ、そんな、アハハハハハハハ!恥ずかしいしダメェぇぇ!ああああああ!」

腕を抑えられていたが、本気で抵抗したので逃れることができた。

「高木ちゃーん、逃げたらダメだよー?」

「そうだよ。これは高木ちゃんの特訓でもあるんだから。けど、これをやれば西片くんにも有効なんじゃない?」

ミナちゃんとユカリちゃんが私の腕を再度掴みながらそう言う。

「確かに、西片でもこれはやばそう」

「じゃあ、念の為もっかいやっておこうか」

「え、なんで!?くすぐったいのはわかったからァァァァァァ!アハハハハハ!」

今回は両側から腋を直接くすぐられる。

必死に暴れるが、さっきよりガッチリ抑えられていて逃れられない。

「高木ちゃん、暴れすぎ。腋汗かいてきてるよ?」

「もーーー!恥ずかしいからァァァ!やぁめぇぇぇへへへ、ああああああ!」

「ほんとに汗だくになってきてるから一旦やめてあげようか」

サナエちゃんの助け舟により、くすぐりが中断される。

「じゃあ、高木ちゃん、明日これを西片くんにやってみな。けど、これやったら西片くんも同じこと仕返ししてくるかもだから、明日は冬服で行くといいよ」

「ユカリちゃん、さすが!頭良い!!」

「わ、わかった。はぁ、はぁ」

ユカリちゃんが冷静に作戦を立てていき、ミナちゃんが目を輝かせる。

そして私は息絶え絶えで呼吸を整えるのでやっとだ。

「もう1つくらい作戦が欲しいよねー」

ミナちゃんがありがた迷惑なことを言う。

これ以上作戦を立てるにも、実験体になるのは私なのに。

「確かにね。じゃあ、他意外にくすぐったいポイントとかあるかもだから適当にくすぐっていこうか」

「え!?まだやるの??」

予想的中。

ミナちゃんのせいで、またくすぐられるはめに・・・

「上半身はもうかなりやったから、次は下半身やってみようか」

「うぅ・・・」

「じゃあ腕は放すから、西片くんとやってた時みたいに頭の後ろでキープしててね。ミナ、膝の上に乗って、足首抑えておいて」

「ラジャ!」

ミナちゃんが指示通りに私の膝の上へ。

すると、サナエちゃん・ユカリちゃんも足の方へ移動する。

「ちょっと、もしかして足裏やる気??」

「正解。こちょこちょこちょー」

片足を10本の指で素早くこちょこちょされる。

「足裏も弱いからァァァ!いーーーー!ひひひ!もうっ、終わり!」

くすぐったいけど、腋をされていた時よりかは平気だ。

体はクネクネなってしまうが、手はギリギリキープできている。

「お、高木ちゃん、頑張ってるね。本番は声も出しちゃダメなんだからね」

「わ、分かってる!も、クフフ。足裏はいいでしょ?」

「そうだね。じゃあ次は膝とか?ミナ、ちょっと後ろにズレて」

ミナちゃんが私の太ももの方へ移動してくる。

と同時に、膝を優しくサワサワされる。

「んっ、くふふふふ。なんか、焦ったい感じ。うーーーーーー!」

くすぐったいけど、なんだか痒くてジタバタしてしまう。

ただ、これも手は下ろさずキープしてられる。

「うん、これも平気そう。じゃあ、もうちょい上やってみようか」

「太ももってこと?くすぐられたことないけど、どうなんだろ」

今まで友達とかとじゃれあいで、今日くすぐられた部位はされたことはあるけど、太ももを他人に触られたことはない。

「実験、実験。やってみよーーー!」

ミナちゃんが私の上から降りると、ユカリちゃん・サナエちゃんが私の足を広げさせ間に座る。

「ちょっと、これ恥ずかしいんだけど・・・」

「高木ちゃん、顔赤くなってるーーー!かわいーーー!」

ミナちゃんが2人の後ろで私を指差して笑っている。

「もう、こんな体勢恥ずかしいに決まってるでしょ!」

「じゃあもうやるよーーー」

私が羞恥心に侵されている中、ユカリちゃんは淡々とくすぐりを始める。

スカートの中に軽く手を入れて、太もも、それに少し内側をこちょこちょとくすぐってくる。

「っ!?」

くすぐったさと言うより、もはや身の危険を感じて、一瞬で手を下ろしてユカリちゃんの手を掴んでしまった。

「あれ?もしかして、見つけちゃったかな?」

ユカリちゃんはニヤッと悪巧みするような表情をする。

「ちょ、こんなところ、西片はやってこないだろうし、やらなくて良くない?ね?」

「やられないかもしれないけど、くすぐる側でこれやったら西片くんも耐えられないかもしれないでしょ?」

「まぁ、確かに・・・」

簡単に言い包められてしまった。

「ミナ、ベッドの上に行って、高木ちゃんの腕抑えておいて」

「はいはーい!」

ミナちゃんはノリノリで私の背後に移動し、羽交締めのような体勢になる。

「よし、じゃあ始めよっか。サナエ」

「う、うん!」

2人の手がスカートの中へ入ってくる。

サナエちゃんの顔もなんだか赤くなっているし、少し遠慮気味だ。

太ももに指がちょんと触れる。

「んっ」

それだけで体がピクッと反応してしまう。

「やっぱ新たなこちょこちょポイント見つけちゃったみたいだね。よし、じゃあそろそろ本格的にいくよ」

ユカリちゃんの指が素早く動かされる。

それを見たサナエちゃんも、ユカリちゃんの真似をして太ももとその内側をこちょこちょしてくる。

「ああああああ!まってーーーー!これ無理ーーーーーーー!アハハハハハハハ!」

今まで感じたことのないくすぐったさに必死に抵抗しようとするも、後ろでミナちゃんも必死に抑えつけてきている。

「これは腋を直接やった時と同じくらいの反応だね。これは良い作戦かもね」

「だね!これってもっと上の方までやったらどうなんだろうね?ね?」

ユカリちゃんの冷静な分析に対し、サナエちゃんが興奮気味にそう言う。

「んー。どうなんだろう。まぁやってみた方が早いか」

「だね!!!」

「あはは!待って!これ以上、上は!ひひひ!」

触られたことはないが、確実に今以上にくすぐったいと体はわかっているようで、必死に拒否しようとする。

が、膝の少し上をくすぐられてるだけでも、感じたことのないくすぐったさでうまく喋ることができない。

私が悶えている中、2人の手がどんどん上へ上がってくる。

ユカリちゃんの手は、太ももと呼ばれる部位で止まっているが、サナエちゃんはもうパンツのキワキワまで手がきている。

「ああああああああああ!あはははは!ちょ、サナエちゃ、いやぁぁァァァ!アハハハハハ!ね、ねぇ!上きすぎーーーー!」

「サナエ、どこまで手突っ込んでるの?」

「え??」

ユカリちゃんは私のスカートをバッとめくり上げる。

「そんなところまでくすぐってたんだ。じゃあ私も」

すると、2人でパンツのキワキワ部分をくすぐってくる。

こんなところ誰にも触られたことがない。

「ちょっとぉぉぉぉ!ヤァァァァっ!ああああああ!あははははは!」

腕が動かせないので、腰を必死にバタバタさせながら抵抗する。

足を閉じたくても、2人が間に座っていて閉じることができない。

際どい部分を、20本もの指でこちょこちょされる。

くすぐったいのはもちろんだが、なんだか感じたことがない感覚もある。

すると、急に部屋のドアがガチャっと開かれる。

「ちょっとアンタたち何してるの!?」

サナエちゃんのお母さんがいきなり部屋に入ってきた。

「え、あ、いや・・・別に・・・」

サナエちゃんは気まずそうにモゴモゴ喋る。

「さっきから悲鳴が聞こえるから来てみたら。何してるのよ。もう。うるさいからやめなさい」

サナエちゃんのお母さんはそう言い放つと、バンとドアを閉めて去っていった。

「あーぁ、高木ちゃんが叫ぶから怒られちゃった」

ユカリちゃんがくすぐる手を止めてそう言う。

「え、私のせい!?」

「変なところママに見られちゃった・・・高木ちゃんのせいで」

「サナエちゃんまで!?」

「私もくすぐりたかったよぅ」

抑え役だったミナちゃんはガッカリしながら私の腕を放す。

「もう、3人ともやりすぎだよ!」

「ごめんごめん、つい楽しくなっちゃって。けど、明日の作戦が2つできたんじゃない?腋直接と、際どいところ」

「まぁ、確かに・・・腋はともかく、男子の際どいところとか触っていいのかな・・・」

「高木ちゃんと西片ならいいでしょ?付き合ってるんだし」

「つ、付き合ってないし!!」

「わー!また高木ちゃん顔真っ赤!あはは!」

ミナちゃんが後ろから私の顔をのぞきこんでくる。

「もう、今日は終わりね!一応お礼は言っておきます。ありがとう!」

「こっちも楽しかったからありがとう。特訓って名目でくすぐりまくってごめん。明日は冬服で行くんだよ」

やっぱり特訓っていうより、くすぐるの楽しんでたんだ・・・

ま、いっか。明日は西片に絶対勝ってやる!!



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