柏木由紀【くすぐり小説②】指原莉乃とのこちょこちょYouTube撮影

柏木由紀指原莉乃くすぐり
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2話:指原莉乃とのこちょこちょYouTube撮影へ!

さっしーの送迎用の車に乗せてもらい、さっしーの家までやってきた。

「ねぇ、ほんとにやるの?」

「うん。めっちゃ楽しそうじゃない!?」

もうさっしーのくすぐり動画撮影のモチベーションは下がることはなさそうだ。

「んー、私弱いから優しくお願いね?」

「はいはい、多分ね」

「ねぇってば!」

軽くあしらわられながら、さっしーの家までやってきた。

お互いのマネージャー2名は、「収録なら後で変なところはカットするから、好きにやってー」と言い残し帰ってしまった。

マネージャーさん立ち会いならそこまで激しくやらないと思っていたが、さっしーにブレーキをかける人がいなくなってしまった。

嫌な予感しかしない。

「じゃあ、着替えよっか?何着る?」

さっしーにウォークインクローゼットを案内される。

「えー?露出少ないやつがいいなぁ」

「は?ありえないから。このへんから選んで」

長袖の服が並んでいるところから探していると、さっしーに引っ張られ、布面積が少ない服のエリアへと連行される。

「こんなのでくすぐられたら私おかしくなるよ!?」

「いいんじゃーん。これとかどう?」

さっしーはビキニ+ジーンズのエプロンのような組み合わせを提案してくる。

「これ!?YouTube規制かからない?」

「上はエプロンで肌色減らせるし平気っしょ!うまく動画編集してもらお!」

ノリノリのさっしーに今何を言っても無駄な気がするので、無駄な反論はせず受け入れる。

「さっしーはどれ着るの?」

「んーー、どれがい?」

「えー?じゃあこれ」

私は目の前にあったビキニを指差す。

「OK♪」

「え、いいの!?」

さすがに拒否られるかと思っていたので、思わず聞き返してしまった。

「うん。いいけど。あー、けど動画編集大変そうだしカーディガンだけ羽織ろうかな」

そしてお互い服が決まり、着替えを始める。

結局、お互いビキニ+何か羽織るだけとなった。

エプロンの私の方が露出が多いのはもう後の祭りだ。

企画としては、「10分間くすぐられ続けたら慣れるのか?」という他のYouTuberやっていたものをパクることにした。

そして、動画は半分で切って、前半がさっしー・後半が私のチャンネルで配信することに決定した。

柏木由紀は、10分間くすぐられ続けたら慣れるのか?

私の身体は正面だけエプロンで隠れているが、横・背中側は肌色の露出が多いため、「ずっと正面向いてて」と無理な指示を受ける。

ソファに座ると、後ろの背もたれとの間の狭いスペースにさっしーが入り込んできた。

録画はもう始まっていて、早速さっしーがいつも通りのオープニングをささっと済ませる。

そして、とうとうくすぐりが始まる。

10分くすぐられ続けないといけないため、手はタオルで縛られてしまい、縛った手はさっしーの頭を潜らせて首元に引っ掛けられた。

おかげで、手を10分もおろすことはできない状態でくすぐられ続けるという地獄の時間になりそうだ。

「じゃあ、いっきまーす!」

さっしーのワクワクしている感じがすごい伝わってくる。

背中から腰へとやさーしく触られながら手が移動してくる。

「うぅーーー!わぁぁ!もうやばい!ぎぶ!」

背面は服がないので、優しい触られると余計くすぐったい気がする。

そのままお腹側へと手は移動してきて、エプロン越しでくすぐってくれる…

そう思ったが…

「あーーーーーー!ちょっとぉぉ!あああ!キャハハハハハハ!直接ダメぇぇぇ!いやァァァ!」

なんと、エプロンの内側へと手を入れてきて、お腹を直接くすぐってきたのだ。

先ほどのテレビ撮影の時は服を着ている状態で羽根でくすぐられているので大丈夫だったが、肌を直接、さらに手でくすぐられるとめちゃめちゃくすぐったい。

「ちょ、痛い痛い!動かないで!」

さっしーの首に私の手を引っ掛けているため、私が抵抗しすぎるとさっしーの首に負担がかかるようだ。

「そ、そんな、こと、あはは!言ったってぇぇ!くす、ぐったすぎるってぇぇ!きゃぁぁぁぁ!アハハハハハハ!」

メンバーにたまに腰を突かれたりしてくすぐられることはあるが、お腹を直接、それに抵抗できない状態でくすぐれたことは初めての経験。

それに、さっしーの指が小刻みに優しいタッチでこちょこちょしてくるのが、とんでもなくくすぐったい。

身体をクネクネさせたり、お腹を精一杯凹ませてみるも逃れることはできない。

こんなの10分もされ続けて平気を保っていられるだろうか…

「やっば!めちゃ楽しいーーー!こちょこちょこちょーーー」

ドSなさっしーは私の気持ちも知らずに楽しそうにくすぐり続けてくる。

エプロンの下なら、もはやくすぐってるふりでもいいだろうに、思いっきりくすぐってくる。

「も、もうお腹やめてぇぇ!あははっ!や、やばいってーー!ねぇぇ!あひひ、ああん、アハハハハハハハハハ!」

「そっかぁ、じゃあこの辺とかにするー?」

さっしーの手が今度は腋をくすぐってきた。

腋が弱いのはさっきの収録で知ってるはず。

10分もくすぐられないといけないのに容赦がない。

「きゃああああはははっ!そこもぉ!むり!だからっ!いいいいいいいいい!ひひひひ!あう、あはっ!ん、フフフフフ」

「おー、ゆきりんのこのスベスベな腋いいねぇーー。ずっと触ってたくなっちゃうなぁ」

撮影の時、羽根でこちょこちょされただけで耐えられなかっただけで耐えられないほどくすぐったかった。

手が下ろせる状況なら下ろしてしまっていただろう。

YouTube撮影のためだと分かっていても、10分もくすぐられ続けるのは相当きつい。

必死に抵抗するも、さっしーが抱きつくように抑えつけながらくすぐってくるため、なかなか逃れることができない。

「や、やばいってぇぇ!あああああ!あははっ!ひひひ、ぃぃぃ!アヒャハハハ!ストップストップーーーーー!」

「やめたら企画にならないでしょー?」

さっしーはくすぐりを緩めてくれることもなく、万歳させられてガラ空きの腋をくすぐり続けてくる。

「ほんと、もうやゔぁいかあぁぁぁぁ!あああははははは!ヒーーーーーーヒヒヒヒ!」

くすぐったすぎて、もう呂律が回らなくなってきた。

「やばい、反応過激すぎて広告つかなそう…仕方ないな…」

さっしーは腋から手を離し、今度は背中をサワサワとしてくる。

「あぁ、ふふふ、あはは!背中もムリィィィ!」

背中も細いブラひもがあるだけで、ほぼ守るものがない。

腋を思いっきりくすぐってきた時とは違い、優しいタッチで触ってくるのが背中は余計くすぐったい。

背中をのけぞらせて逃れようと無駄な努力をしてしまう。

すると・・・

「こちょこちょーーー」

「きゃっ!あははは!両方ダメぇぇぇぇ!いひぁ、あああ!いいいいいいい!ヒヒヒヒヒ!」

のけぞっていてピンと伸びていたお腹側に片手を回してこちょこちょしてきたのだ。

お腹側・背中側もくすぐったくて、頭がなんだかおかしくなりそう…

1人にくすぐられいるとは思えないほどくすぐったい。

背中がくすぐったくて身体をのけぞるも、お腹がくすぐったくて身体が丸まってしまう。

これをひたすら何回も繰り返されてなんだか恥ずかしい。

「ゆきりん、顔赤いよ。かわいーねぇ」

さっしーが私の肩の上に顎を乗せ、私の表情を覗き込んでくる。

「これ、やめてぇぇ!ほんと、もう!あはははは!もうおかしくなるってぇぇぇ!いやぁぁぁぁぁ!」

「ふふふ。やっば。これ同性でも興奮しちゃうなぁ。けど声大きすぎーー。お隣さんまで聞こえちゃうよ」

「なら、これ、あはっ、やめてよぉ!!」

「お隣さんから苦情きてもやだしねぇーー。じゃー、ここかな?叫んじゃダメだよ?」

お腹と背中をくすぐっていた手が、私の下半身へと移動していく。

そして、今度は太ももをこちょこちょしてきた。

「ふふふふふ。くしゅぐったーーーーい!ひひひ!んんんん!ふふふふ」

脚はがっしりと閉じて、本気で力を入れてくすぐったさに耐える。

「おー、頑張ってるねぇ。ならここはどうかな?ゆきりん脚細いから簡単にくすぐれちゃうなーー」

必死に脚を閉じていたが、太ももの間の隙間に手を差し込んで内ももをこちょこちょしてきた。

「あっ、ちょ、そんなとこっ、フフフフ。あはは!ダメだよぉぉぉ!そこはぁぁ!あははは!」

内側に少し手が移動しただけでかなりくすぐったさが増す。

「これ、くすぐったいよねぇぇ。ほれほれぇーーー」

「あははは!これ、動画、ダメでしょーーーーーーー!恥ずかしすぎるんですけどぉぉぉぉ!もーーーーーーーー!」

くすぐったいし、こんなところをくすぐられているところを動画で配信されると思うとめちゃめちゃ恥ずかしい。

くすぐりから逃れようとしていたら、もはやソファからは完全に落ちている。

さっしーはくすぐりづらそうな体勢になり、少しくすぐったさが軽減された。

「首痛いからこっちきて!」

さっしーはそういうと、私の伸び切った腋をコチョコチョしてきた。

確かに、完全にさっしーにぶら下がるようになっていたので首が痛くなってるだろう。

「ああああああ!ダメェぇ!アハハハッ!」

下半身と遠ざけようと腋がピーンと伸びていてガラ空きの腋を責められ、予想できないくすぐったさに反射でソファに戻ってしまった。

「よし、良い子」

私を子供扱いし、再び内ももをコチョコチョしてくる。

「フフフフ、そこは、ダメだってばァァァ!あははは!あんっ、もうっ、ふふ、んっ」

そして、内ももくすぐりから逃れようと、だんだんソファから身体が落ちていく。

「はーーい、戻ってきましょーーねぇぇ」

「きゃっ!あはははは!」

また伸び切った腋をくすぐられて定位置に戻され、内ももくすぐりが再開される。

「ヒーーーー!いいいいいい!クヒヒ!あはんっああん、ハハハ!ずるいよぉぉ!ああああ!」

内ももくすぐりから逃れようとすると腋をくすぐられ、定位置に戻ると内ももをくすぐられる。

「ふふふ、やばー、楽しすぎるんですけどーーー!」

完全に遊ばれている…

それに、くすぐられる部位が変わるので、全然くすぐったさに慣れない。

10分くすぐられ続けたところで慣れるはずがない!

そのまま内ももと腋のくすぐりを20回以上繰り返される。

「あはは!もうやめぇぇ!もう、10分経ったでしょーーーーー!」

「えー?あと1分あるよー」

体感としては、もう1時間以上くすぐられている気がする。

くすぐりって続けられるとこんな長く感じるものなのか…

「じゃあラスト!!」

さっしーはそう言うと、手を少し上に移動させ、エプロンで隠れた場所をくすぐってくる。

「ちょ、ちょっとぉぉ!そこはぁぁ!ああああ!ダメだってぇぇぇ!あはははは!」

なんと、ビキニ越しでかなり際どい部分をくすぐってきたのだ。

「えー?エプロンでカメラには映ってないから大丈夫だよーーー」

確かにそうかもしれない。

けど、今やカメラのことなんて気にしている余裕なんてない。

こんな敏感なところをこちょこちょされているくすぐったがヤバすぎて、それから逃れようとすることしか頭にない。

腋をくすぐられた方がまだマシと思い、身体を下へズルズルと落としていく。

「にがさん!」

さっしーは逃げようとする私を脚で挟んで抑えつけてきた。

さらに、私の脚の間に挟み込んでくるので、私も脚を開かされてしまう。

「ああああ!待って待って!ほんと、もうそこはぁ!あははは!あんっ、もうっ、んっ、ひひひ」

めちゃめちゃくすぐったいのだが、なんだか変な感覚も混じってくる。

「あと10秒しかないんだけど!!」

さっしーはそう言うと、十分素早く動いていた指をさらにスピードアップさせてくる。

「ああああああ!ダメェぇ!えええええ!ひゃあああアハハハハハハ!ああん、いやぁ!あっ!」

ラストスパートのキワキワくすぐりを受けること10秒、終了を告げるタイマーが鳴り響く。

「はぁ、はぁ、もう、ばか・・・」

「楽しかったぁぁぁ。やり足りないなぁ」

悪口を言ってるのに、全く反省してないようだ。

「何言ってるの。もう、解いてよ、これ」

さっしーの顔の前に縛られた手を差し出す。

「はいはい。仕方ないなぁ」

またくすぐられるんじゃないかと思ったが、なんだかんだイヤイヤ拘束を解いてくれた。

「はぁ、疲れた・・・」

私は身体に力が入らず、ソファにぐったりと横になる。

「楽しかったねぇーーー」

「私は地獄だった」

笑顔のさっしーに私は皮肉じみた返事を返す。

「えー?ほんとかなぁー。ここ見てごらん?」

さっしーは私のビキニボトム部分を指差す。

「え?なに?、、、っ!!!!!!これはっ、別にそーゆうんじゃないから!もう帰る!!」

際どいところをくすぐられすぎたせいか、ビキニに濡れてしまっていた。

くすぐられてこんななるとか信じられない!

恥ずかしすぎて、下着に着替えることはせずビキニの上に服を着て、一目散にさっしーの家を出て自宅へ帰ってきたのだった。

後日譚

マネージャーに撮影した動画を見せたところ、前半だけOKが出て、さっしーのみが健全な部分の動画を配信。

私の動画にできる部分はなく、ただくすぐられ損となった。

しかし、あれから数日、地獄とも思えたあのくすぐりの感覚を忘れられず、さっしーに連絡を入れるのだった。

~fin~


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