
千束へのくすぐり復讐
「さっさとその汚い身体を流してこい」
身体に力が入らないまま、真島に強引に連れられて、シャワー室に放り込まれる。
「うぅ・・・いつ解放してくれるの」
「さぁな、俺が満足したらだ。んじゃ、服はここにあるから着替えたら出てこい」
真島はそう言い捨てるとどこかに去っていった。
もしかしたら、このまま逃げられるかもしれない。
けどまずはこのヌルヌルのローションを流そう。
シャワーで流そうと試みるも、かなりの量のローションがつけられていたので、なかなか流れない。
5分ほどかけて、やっと首と両腕のローションを流すことができた。
「おい、まだか?」
真島がシャワー室を普通開けてくる。
「ちょっと!何見てるのよ!!」
「あ?俺はお前の裸なんて興味ねぇよ。つかなんだよ、まだ全然流れてねぇじゃねぇか」
「だ、だって全然落ちないんだもん」
「はぁ、ったく。おい、ロボ太ぁ!このヌルヌルを落とすマシーンはないのか?」
真島は更衣室のカメラに向かって話しかけると、返事が返ってきた。
「僕だってこんなことしたの初めてだし知らないよー。お湯かけて擦るしかないんじゃない?」
「んだよ。仕方ねぇ、さっさと落とすか」
真島はそう言うと、袖を捲ってお風呂に遠慮なく入り込んでくる。
「ちょ、ちょっと何入ってきてるのよ変態!きゃっ!」
追い返そうとするも、ローションのせいで足が滑り思いっきり尻もちをついてしまった。
「だっせ。俺は早くお前をいじめたくして仕方ねぇんだよ。さっさと流すぞ」
「さ、触らないで!」
「あ?お前今どうゆう立場かわかってるのか?それに俺はお前みたいなお子ちゃまな身体に興味はねぇよ」
真島はそう言うと、私をグイッと引っ張り無理やり立たせ、シャワーをかけてくる。
正面を向くのは恥ずかしいので背を向けているが、背中を擦る手がくすぐったくて身体が動いてしまう。
「動くなよ。これくらいで」
「だって、ローションが・・・ふふふ」
シャワーを浴びる前は少し乾燥してきていたローションがお湯をかけられて再びヌルヌル状態に戻り、他人に触られるとくすぐったい。
「・・・。そうか。ならもうここでいじめるのもアリか」
「え?」
真島はポケットから手錠を取り出し、私の手首にはめる。
「ちょ、ちょっと!」
「うるせぇ。黙ってろ」
真島は手錠を壁に埋めこれているタオルをかける部分に固定し、私は腕を下ろせなくなってしまった。
幸い壁向きのままなので、胸を見られることはない。
すると、再びシャワーをかけられながら背中を触られる。
「ふふふふ。ちょっと、くすぐっ、あはっ!くすぐったいんだけどっ」
さっきは擦るような触り方だったが、今度はいやらしくこちょこちょしてくる。
「さっさと流していじめるつもりだったが、もういっそここでやることにしたからな」
「あひっ!裸で、こんな触るとか、マジでありえないから!ひひひっ!」
「背中は落ちたな。じゃあ、次はここだな」
真島は下から腋に向かってシャワーを当ててくる。
「キャッ!ねぇ、待って!そこは、後で自分でやるから。あひっ」
普段自分で洗うときはくすぐったくはないが、人にされるとシャワーを当てられるだけでなんだかくすぐったい。
「まだやってねぇぞ?そうかお前ここが弱いのか?」
真島の手が腋へ近づいてくる。
「ねぇ、ほんとそこはダメェェェェ!」
「いいねぇ、その表情と必死な声。もっと聞かせてくれよ」
「あああああ!アハハハハハハハ!腋はぁぁぁ!キャァァァ!ああん、あえええあああああえあああ!アハハハハ!」
ローションがたっぷりついていたので、少しシャワーをかけたくらいではすぐに落ちはしない。
真島の指が素早く腋のくすぐったいポイントをこちょこちょしてきて、くすぐったすぎる。
さっき機械にされていた時より、なんだか弱いところを探られながらくすぐられている気がする。
「この辺か?」
「ムリムリーーーーー!もぉぉ!そこはぁーーーーー!ほんとダメェぇー!おかひく、なるってーーーーーーーーーーーー!」
腋の少し凹んだところに指を入れ、私が特に弱いところを的確に責めてくる。
「こっちは落ちてきたな。じゃあ、次逆側だな」
「ね、ねぇ、ほんとに、もう、勘弁してよ」
特に返事もなく、反対側の腋にシャワーが当てられる。
「ねぇ?聞いて、る!!って、ねぇぇー!やめてってぇー!あはははっ!くすぎゅったしゅぎるのぉぉ!もぉぉぉ!」
私のお願いも虚しく、無慈悲なくすぐり責めは続けられる。
反対側も、ローションがしっかり落ちるまでたっぷりくすぐられた。
「はぁ、はぁ、もういい、自分で落とすから、もうくすぐらないで」
「はっ!そんなこと言われたら、最後までしっかりやってあげたくなるに決まってるじゃねーか」
「うぅ・・・」
さっき気絶させられるまでくすぐられ、まだ疲労も残っている。
それに機械にくすぐられている時と違い、男に裸を見られながらくすぐられているという羞恥心にもダメージを受ける。
すると腋に当てられていたシャワーが胸元へ移動してきた。
「そ、そこも触る気?」
「あ?」
真島の返事はそれのみ。
もう私に女としての尊厳はないようだ。
胸元にはローションがたくさん溜まっている。
真島は後ろから手を回し、遠慮なく胸をくすぐってきた。
「あっ!ちょっと、あひひ、あはは!擦って落とせば良いでしょーー!」
「だからもう諦めろよ。お前は俺の気が済むまでとことんいじめられるんだ」
細かくこちょこちょと動く指が下乳を優しくくすぐってくる。
「フフフフ。へ、んたい・・・クククク。あはっ!ははは!んん、もうっ!ヒヒヒヒ!」
たっぷりと胸についていたローションは、こちょこちょするだけではなかなか落ちてくれない。
むしろヌルヌルさが復活して、ものすごいくすぐったい。
「なんか反応が違うな。くすぐられて感じてんのか?」
「は!?そ、んな、ことっ!いひひ!あはっ!ははは!」
腋をくすぐられていた時より、時々乳首に触れられ身体がビクンビクンしてしまう。
「敵に触られてんのに、やっぱり先端は感じちゃうか?」
真島はそう言うと、乳首中心に指先でこちょこちょしてくる。
「あっ!やめっ!あはは!あっ、ちょっと、触らないでっ!」
「お前が感じてるところ見ても面白くねぇしな、ここはもういいか」
指の動きが変わり、胸についたローションが流れるように擦り落としていった。
「最初から、そうやって落とせばいい、でしょ・・・」
「あ?くすぐってたらお前が気持ち良くなってるからここはさっさと落としたんだ。ここからは綺麗に落ちるまでずっとくすぐってやるからな」
「もう、やめてよ・・・」
真島の仲間たちの襲来
「何面白そうなことやってるな」
「なんだお前ら」
後ろ向くと、男が2人。
「リコリスを捕まえたと聞いてな。よくもさっきは撃ってくれたな。実弾で俺らを殺さなかったことを後悔させてやる」
どうやら、さっき私がロボットに捕まる前に非殺傷弾で撃った男2人のようだ。
「ロボ太に聞いたぜ。リコリスをくすぐり拷問してるらしいじゃねーか。俺らにもやらせろよ。実弾じゃないがかなり痛い目にあったからな」
「ここにもう男2人は入れねぇぞ」
シャワー室は私と真島だけで少し窮屈なほどの広さで、これ以上は入れない。
「なら1人ずつやらせろ」
「仕方ねぇな。胸から下はローションでベトベトだから落としながらくすぐれよ」
真島はシャワー室の外へと出ていく。
「へへ。ローションなんてついてんのか。なかなか楽しんでたみたいだな。じゃあ俺が先に行くぜ」
「おいおい、俺にも残しておいてくれよ??」
もう1人の声がした後、ガタイの良いスキンヘッドの男が入ってきて、シャワー室の鍵を閉める。
「さっきはよくもやってくれたなぁ?肩に思いっきりアザができてしまったぜ。めちゃめちゃにくすぐり責めしてやるからな」
「もう、くすぐりは、ダメ・・・」
「なんだよ、もう弱りきってるじゃねーか。ロボ太も真島も相当楽しんだみたいだな。ほんとだ、ローションでヌルヌルになってやがる」
大きい手で腰を掴まれモミモミされる。
「あっ、ちょっと、それだめっ、あははは!ああん!」
「ひょーー、敏感で良いねぇ!リコリスってだけあって身体も引き締まっているし、お前、意外に顔も良いじゃねぇか」
髪を引っ張られ、後ろを振り向かされる。
そして、シャワーをかけられながら再び腰、脇腹をモミモミされる。
「ああああああ!アハハハハハハハハ!もまないでぇぇぇぇぇへへへ!ああん、あはははは!」
「じゃあこうがいいのか?」
モミモミしていた手がこちょこちょに変わる。
「あはははは!だ、ダメェぇー!ほんと、もう、くすぐったいのぉぉ、やめぇぇぇぇぇ!」
ローションはまだ落ちきっておらず、脇腹をヌルヌル状態でくすぐられる。
「リコリスが懇願してる姿はそそるなぁ。ほれほれーー」
私の悲鳴と懇願を全く聞き入れてくれず、くすぐりはどんどんエスカレートしていく。
「もう上半身はローション無くなってちまったな。次はこのさっきからフリフリしていたケツだな」
「ひゃっ!あっ、あっ、そんなとこっ、ふふふ」
お尻をくすぐられたのなんて人生初だ。
くすぐったさよりも恥ずかしいさが強い。
動かないと思っていても、ついついお尻が動いてしまう。
「どうした?可愛いお尻をフリフリしちゃってよーー。もっとやってほしいのかー?」
「んな、わけ、ふふふ、ないでしょ!」
脇腹をくすぐられていた時より呼吸は楽だが、恥ずかしさで心にダメージを受ける。
「よし、じゃあ次は正面・・・と思ったが楽しみは最後にとっておこう。次は足裏だな」
片足を掴まれ後ろに上げさせられて、足裏こちょこちょが始まる。
「イヤァァァァ!アハハハハ!だめぇぇ!ああああ!イヒヒヒヒ!」
「へへ、指がグーパーしてるぜ?」
「本当にもうむりだからぁぁぁ!あははははは!おかしくなるってぇー!」
いくら叫んでも聞き入れてもらえず、足裏もローションが落ちるまでひたすらこちょこちょされ、反対の足もしっかりくすぐられた。
「お楽しみが近づいてきたなぁ。ここはちゃちゃっと落とすか」
ふくらはぎについたローションは、時折こちょこちょされつつも、擦るようにローションを手早く落とされる。
「あとはこの太ももとお股だけだなぁ」
「そこは、ホントにやめて・・・自分でやるから・・・」
「何言ってんだ?ここを最後のお楽しみに取っておいたんだろ?」
「うぅ・・・」
必死に太ももと閉じるも、太ももの間からヌルヌルと手が入り込んでくる。
「ムチムチの太ももも良いが、引き締まって肉付きの良い太もももまた良いなぁ。ほれほれーー」
必死に脚を閉じて指を動けないようにしていたが、無駄な努力なようで、太ももの内側をこちょこちょされる。
「ああああ!あはははははは!そこはぁ、だめだってぇぇぇ!えへへへ!イヒヒヒ!」
さっき機械にくすぐられたのを除けば、こんなところを誰かにくすぐられたことなんてない。
ここがこんな敏感でくすぐったいなんて知らなかった。
「良い反応だなぁ。敏感でやりがいがあるぜぇ。体力があるのも良いな、すぐくたばられたらつまんねぇしな」
後ろを脚で蹴ろうと思っても、立っているのがやっとで、脚に力が入らない。
すると、シャワー室のドアがガンガンと叩かれる。
「おい、お前たのしみすぎだぞーーーー!」
「うるせぇ!これから良いとこなんだよ!」
私をくすぐっている男がそう返事をすると、ガチャガチャと音がし、10円玉を持っている男が鍵を開けてシャワー室へ入り込んできた。
どうやら硬貨でも開けられる簡易的な鍵だったらしい。
「お前、ほとんどローション落ちてるじゃねーか!」
「あぁ、これから股を責めるところだ」
「ずりぃぞ!俺にもやらせろ」
「仕方ねぇな。2人でやるか」
話がまとまったのか、2人がかりで私の脚を開かせ、太もものかなり上の方をくすぐってきた。
「わぁぁぁぁ!2人はだめぇぇぇ!アハハハハハハ!あああああ!やぁぁぁぁぁ!」
2人がかりでくすぐられめちゃめちゃくすぐったい上に、左右でくすぐったさが違うため、その変な感覚に脳がおかしくなる。
そして、どんどん手が内側へ、上の方へ移動してくる。
「あははははは!もう、やーめーーー!さわらないでーーーーーーーー!ハハハハハ!」
こんなところ過去に触られたことはない。
さっき機械にくすぐられていた時は全身同時にくすぐられてもうどこがくすぐったいのかわからなかったが、股だけをくすぐられるとここがどれだけ敏感なのかが分かる。
「あっ、あははは!あんっ!ちょっと、あはは!んっ」
「なんか反応が違うな・・・ってお前もうそこ触ってんのかよ!俺も!」
スキンヘッドの男が私のアソコをくすぐっていたのに気づき、2人で股とアソコをこちょこちょしてくる。
「ああああああ!やぁめぇてーーー!あはは!あんっ、ねぇ、もぉぉ!あはは!触らないでぇー!」
腰がビクビクなるし、もう立っている余裕がない。
それに、なんだかくすぐったさだけではない感覚になっているのが恥ずかしい。
「ハハ!こいつ、くすぐりで感じでやがるぜ」
「おいお前ら、そこまでにしておけ」
戻ってきた真島がそう言う。
「チキショウ。まぁいいか。コイツは今後俺らのモルモットになるんだからよ」
「そうだな。また明日にでも遊んでやる」
2人の男が去っていき、真島に拘束を解かれる。
ここで暴れて逃げてやりたいところだが、今はそんな体力はない。
今の体力では真島に勝てる見込みはない。
バスタオルを投げ渡され、身体の水を拭き取る。
どうやら、散々くすぐられてローションはしっかり落ちているようだ。
真島にさっきくすぐられていた部屋とは別の部屋に連れていかれる。
「ここに寝転がれ」
そこにはまた大きな機械、そしてX字に拘束できるように拘束具がついている。
さっきより機会が増えていて、コードがたくさんついたヘルメットもある。
「やぁ、もう一回くすぐり拷問の実験台になってもらうよ。さっきよりかなり改良してあるからね」
「もう、くすぐりはダメ・・・」
「お前の意思なんて関係ないんだよ」
ロボ太が操っていると思われるロボットに身体を掴まれ、無理やりX字に拘束されてしまった。
もう本当にくすぐりは嫌だ…
また気絶寸前でやめられて、再びくすぐられるのを続けられるのだろうか…
機械からマジックハンドが出てきて、さっきの地獄を思い出す。
するとマジックハンドは不自然な動きをし始め、ロボットと真島を殴り飛ばす。
同時に、パリーン!と音がして、窓からリコリコのみんなが突入してきた。
「千束!」
たきなが拘束を解いてくれた。
さっきマジックハンドが不自然な動きをしたのはクルミのおかげだろう。
裸のままたきなに運ばれ、車で救出される。
「大丈夫?」
運転席にいたミズキに声をかけられる。
「うん・・・あんまり・・・だいじょばない・・・」
「そりゃあ、これだけくすぐられたらねぇ」
車についているモニターに、私が機械にくすぐられている様子が映っている。
「は?なんで!?」
「向こうにエンジニアから送られてきたんだ。それでお前の居場所も特定できた」
クルミが動画を凝視しながらそう答える。
「み、見ないでよ!!」
「ちさと、くすぐりに弱かったんですね。帰ったら私もくすぐってみたいです」
たきなが裸のままの私を見ながらそう言う。
「いやいやいや!もうくすぐりは懲り懲りだから!!」
そうして、リコリコに戻ってからもくすぐりは続くのであった。
〜fin〜

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